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第199話

くちゅくちゅと咥内を掻き回す音が鼓膜を刺激する。 「んん、ふ」 2人分の唾液がたまり、コクリと飲み込むと口を離された。 「ぁ…」 「ん? 物足りない?」 長岡に言われた事は図星なのだけど素直に頷けず目が泳ぐ。 恥ずかしくて心臓が痛い。 髪を耳にかけるように頬から頭を撫でられ、その優しい手にきゅんとする。 「はるちゃん」 「………も、の…たりない…です」 「えっち」 ねっとりと耳朶を舐められ甘く疼くやらしい身体。 たった数ヶ月でこんなに淫らになったのか、それともこれが本当の自分なのか。 にやにや笑う長岡の目にサディスティックな色が見えた。
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