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第202話
大きく腰が揺れ、無遠慮に長岡の口を突き上げる。
覚めていく熱に頭がはっきりしてきた。
長岡の口に吐き出してしまい血の気が失せる。
「すみませんっ、ティッシュ…、っ!」
ベッドを降りようとするとぐいっと腕を引かれ口を塞がれた。
流れ込んでくる自身の白濁。
青臭くて苦くて少ししょっぱいそれが唾液と混ざり水音をたてる。
襟足を引っ張られ上向きにされると飲み込むしかなくなった。
ゴクン
「ごほっ…コホッ」
「“物足りない”んだろ?」
その目に今射精したばかりの陰茎にまた血液が溜まるのがわかった。
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