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第231話

「んまっ」 「うまー。 ジャジャ味噌も美味かったけど、チーズも美味いな。」 期間限定だと言うそれの他にもポテト、飲み物と机を占める。 寒さとテスト終わりの開放感に食べ盛りの3人は腹がペコペコだった。 店内には同じ制服が数グループ居る。 みんな楽しそうに会話に花を咲かせていた。 「生物わりと簡単で良かった。 火曜に終らせた問題は完璧だろ。」 「うへぇ、俺もう勉強の話したくねぇ。 頭空っぽだわー。」 ポテトを口にしながらたわいない話を繰り返す。 やっぱりテスト明けの昼飯は解放感も手伝って何時も以上に美味い。 三条は早速2こ目に手を伸ばした。 「あ、それなに?」 「海老カツ。 上手いよ。」 「そっちは?」 「テリヤキチキン」 吉田のストローからはずずずと空気を多く含んだ音がする。

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