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第237話

「あっあっ、んんっ…いっ」 ガリッと鎖骨に噛み付く。 噛んで、舐めて、キスマークを付け、身体中にマーキングをする。 俺の遥登。 醜い独占欲。 「ひっ、ふかっぃ…ィ…ああっ、あっ、あっ」 「きもち? ココ? それともコッチ?」 「そこっ…あぐ…あっ、…ふかっ…きもちっ、きもちぃ…まさ、ね、さん…とけちゃぅ」 本当に溶けたら良い。 ドロドロに混ざり合いたい。 「ひ、ぁ、イ…イく…イっちゃぅ…」 「イけよ」 「でないぃ…だしたいぉ…うぅぁっ」 そうして離れられなくなれば良い。 「ほら、扱いて良いからイけよ。」 「あっ、あっ、きもち…けつ、も…ちんこも…きもちぃ…きもちい、ぃ」 溶けてくっついて別のナニかになればこの独占欲は納まるのか。 「…ぁ…あ、…でちゃう…まさむね、さん…でちゃぅ」 「俺も出ちゃうかも」 「ひぐっあっあっ」 いや、きっとしないだろうな。

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