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第243話
浴室で裸体を晒し下腹部にシェービングクリームを塗り付けられ、ジョリジョリと音をたてて泡が削がれると毛のない肌が嫌でも目に入る。
「薄いからすぐ終わるな。」
笑いを含んだ声に身体の熱が上がる。
他人と見比べる事もないが確かにふわっととしか生えていない下生えは自分でも薄いのではないかと気にしていた。
ケツの方は…と剃刀の持ち手部分で会蔭をなぞられると身体に力が入っていまう。
「んくっ」
「おいおい、動くなって。
こんな所怪我したら大変だぞ?
医者になんて言い訳するつもりだ。
剃毛されてつるつるになったココも見られちゃうな。」
「や、やだ…見られたく、ない、です…」
それだけはいやだと更に大きく脚を割る。
「お利口さんだな。
よーく見える。」
意地悪な口調とは真逆に真剣な目付きで慎重に、けれど手早く済まされていった。
シャワーでクリームと残骸を流されタオルで拭かれれば数年ぶりに見た毛のない下半身に羞恥心と被虐心が沸き上がる。
どうしよう…
恥ずかしいのに…
無毛の中央でちんこは頭を擡げ、感じてしまっている事を示していた。
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