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第247話
腕を捕まれ、立ち上がると目の前の鏡が自分のすべてを写していた。
ガリガリの貧相な身体に剃られて子供の様になってしまった下腹部、そしてその中央で勃ち上がる陰茎。
こんな…
子供みたいに無毛にされて
恥ずかしくて屈辱的…な、はずなのに
どうしてこんなに興奮してしまうのだろう
「剃られただけでとろとろした顔させて、癖になっちゃうんじゃねぇの。
パイパン。」
前に回ってきた手が乳首をきつく捻る。
ぎゅーっと捻りながら伸ばされると、脂肪の殆どない胸はすぐに赤く色付いた。
「いっ…いたい…」
「でも萎えてない。」
それどころか今にも先走りを零しそうな自身に羞恥心が沸き上がる。
もう鏡を、自分を、直視する事が出来ず視線を逸らした。
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