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第278話
はしたなく腰が浮くのを抑えられない。
気持ち良いしか考えられない。
先週は擦らなくてもイけたのに今日はイけなくて熱がぐるぐると下腹部を暴れ回る。
乳輪をなぞる指がもどかしい。
うまく酸素が回らない。
「いじわるやだぁ…イきたい…イきたいです…」
「イくと疲れるだろ?
ご褒美なんだから長く味わいたくねぇの。」
じわっと視界が滲む。
「今イって後ずっと我慢するか、今我慢してイくか選ばせてやるよ。」
「…っ」
選べないと首を振るが許してはくれない。
どうする?と無毛の皮膚に指を這わされる事にも感じるはしたない身体。
中途半端に挿入されてる長岡のモノが理性を崩す。
「いま……がまん、します…っ」
「良い子。」
額に落とさたキスは壊れ物を扱う様に優しいのに、その顔はサディスティックなものだった。
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