281 / 1273

第281話

「ぅ…あ、あ…んんッ」 「何回目だよ。 若けぇな」 もう何度目かわからない。 再度、水っぽい精液を力無く吐き出した。 陰茎を伝い、無毛の丘が卑猥にぬめる。 腹の中は長岡の吐き出したモノでいっぱい。 それでも腰を送ってるくる長岡に、三条は息も絶え絶えで必死にしがみ付いていた。 早くなる律動。 止まらない喘ぎ声。 腰を掴む長岡の手に力が入った。 「遥登…っ」 「あぁぁっ、おぐ…ッ、」 じわりと広がる熱に身震いをする。 きもち、い… 深い海の底に沈んで行くような心地に身をゆだねた。

ともだちにシェアしよう!