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第328話
足を指を丸め快感に堪える遥登に加虐心が沸き起こる。
太股にわざとらしいリップ音をたてて幾重にもキスマークを咲かせていく。
日焼けをしないやわらかい肉に赤が色濃く浮かび上がる様は淫靡だ。
「遥登、見てみ。
やらしー自分のやらしー姿。」
「ゃ、ァ…」
勃ち上がりカウパーを垂らす陰茎、内股から恥丘にかけてのキスマーク、あからさまにセックスをしているとアピールしている自分の身体に遥登はたまらず涙を零した。
「はずか、し…」
「こういうの好きだろ。
なぁ、はるちゃん。」
「ぁ…す、き…じゃ…ィッ」
きゅっと根本を握られ、陰茎を通る血液がぐるぐると暴れ回る。
そんな事に構わず、長岡は反対の手の指を輪にして下から上へ、上から下へ扱きはじめた。
「あっ、ア…だめぇ…手…ッ、ン"んっ」
「駄目?
ならなんで勃ったままなんだよ。」
「ぅあっ…き、きもち、からぁ…ッ、あたま…おかし、なる…ぃっ」
「頭おかしくなる?」
うんうん頷く遥登は蕩けた表情できつくシーツに握り締め快楽に堪えている。
とろとろの目は長岡をしっかりと捕らえ離さない。
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