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第349話

淫具で散々嬲った後孔は何時もよりやわらかく長岡を食む。 「あっ…ア"……ぅ、あぁ」 「すげぇな。 そんなに喰いたかったのかよ。」 と言ってもまだキツイ締め付け。 指事挿入する様に腰を突き入れると腰を浮かせ悦んだ。 だらしなく垂れる涎。 シーツに散らばる髪の色。 そんなものにまで独占欲が沸く。 「腹の奥に力入れて」 「んンッ、あっ…やん」 ぼんやりと聴こえる声に、腹に力を入れきゅっと締め付けると体内に感じる熱いソレに三条は喘いだ。 首に腕を巻き付け抱き着いてくる熱い身体。 耳元ではふはふと呼吸を乱し、矯声をあげる。 「ぅっ…ぁ、正宗さん…まさ、さっ…すき、すきです」 「可愛いな。 俺も、好きだ。」 互いの身体の間でいやらしく揺れる三条の陰茎はたらたらと体液を吐き出し何時イッているのかすら、もうわからない。 じんじんと痺れる腰に、つい長岡の背中に爪をたててしまったが、それにさえ気付けない程三条は溺れていた。 まるで深い海の底へ身を投じた様に。 「…っ、遥登…」 「きもちっ…あ、ンぅ、あ"」 深い、深い、海の底。 二人で、溺れていく。

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