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第385話

はっ、はっ、と浅い呼吸を繰り返していると、長岡が口に空気を送ってくれた。 何度かそうしてもらっているうちに呼吸も楽になってくる。 「きっつ…。 遥登、ゆっくり息吐いて、そう、吸って。 上手だな。」 「ぁ…はぁ、ふぅ…は、ふぅ…」 腹の中、あつい あつくてびくびくして 満たされる 首に腕を絡ませると抱き締め返してくれる大きな身体。 息が整うまで動かず、背中を摩っててくれる冷たい手。 全部、好き。 「まさむね、さんの…、ここに…あついです…」 「ん、遥登の中もあっちぃ」 体内の率直な感想に真っ赤にした顔を長岡の首に埋めて隠す。 そんな恋人に頭をポンポンとあやすように撫でられ、漸く三条の身体から力が抜けてきた。 「動いても大丈夫か。」 コクン 頷くとゆるゆると腰を送られ、長岡のアツいものが体内を掻き混ぜる。 声を我慢しようと首に巻き付けた腕に力を入れると意識せず後孔を締め付けてしまい、意図せず締めたり緩めたりを繰り返してしまう。 「ぅんッ、ぁ…、ん、んっ」

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