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第405話

ベルトを外しスラックスのチャックも下ろされ、そこから陰茎を引っ張り出された。 きっちりと制服を着ているのにそこから陰茎が勃ち上がっているのが変態的で、あまりの恥ずかしさに三条は手で顔を隠す。 「……っ…ぅ」 「良い子だから、声、我慢な?」 コクコク頷く頭を撫で、長岡はトイレットペーパーを手に取ると先端に当て陰茎を擦る。 「ぅ、くッ…ぁ、は、ハ、…ぁ…あ、」 口を抑えてても漏れる甘い声。 人が来ないうちにイかせなければと扱く速度を上げる。 「んん、ン"ん"ん"っ」 長岡が掴むペーパーがじわりと湿り、達した事を伝えた。 必死に声を抑えようと口を塞いだまま、三条は余韻に身体をビクく付かせている。 「ハ、…はぁ、ぁ」 「すっきりしたか?」 「まだ…あつい…、なんで…」 ネクタイを緩め首元のボタンを外すと鬱血が見えた。 赤から紫へと色を変えたそこはやけに生々しく見えて長岡は唇を寄せようと近付く。 『長岡先生お電話です。 校内にいらっしゃいましたら、お戻りください。 長岡先生お電話です…』 チッ 舌打ちの後、ちゅぅっと背中に吸い付くと三条を立ち上がらせ身嗜みを整える。 三条ははだけたボタンを留められ恥ずかしそうに俯いた。 最後に歪んだネクタイをきゅっと締め上げられると、肩に手を置かれる。 「悪い…戻らないと。 我慢出来なきゃ送るけど、どうする?」 「我慢、…出来ます。 早く戻ってください。」 「遥登。」 「大丈夫です。」 とろんとした目で言われて、じゃあ戻るなと戻れる程長岡も薄情ではない。 「本当に平気です。 電話、切れちゃう…」 最後はぐいぐい背中を押され、後ろ髪を引かれる思いで廊下を駆けた。

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