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第411話

長岡に手を引かれ寝室に入ると、ベッドに押し倒された。 仰向けになった三条の上に長岡は乗り上がる。 おかしい 身体が異常に熱い ジクジク疼く… 「遥登。」 耳に当たる吐息がゾクゾクする… なんで… 「めっちゃ敏感になってる。 ほら、ぬるぬる。」 下着の中に手を入れられ、ほらと擦られた陰茎は自分の体液でヌル付いている。 窮屈な下着の中での愛撫がもどかしい。 服を着たまま、更に香水を振り掛けられての行為。 長岡の意図が全く解らない。 「ぁ…っ、擦っちゃ…でちゃ、でちゃ、ぅ…ィ」 カリ裏を爪先で擦られ、シーツを掴む手が白く浮かぶ。 「ぁ"…ぁっ」 だが、訪れる筈の快感は訪れない。 口をぱくぱくと開け、長岡を見上げるといやらしく笑っている。 目が合うと長岡は自分の体液で濡れた指を舐めた。 「淫乱。」

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