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第412話

視覚 聴覚 嗅覚 触覚 味覚 人間はこの中から何を重視するかは個体差があるが遥登はどれだろうか。 「あ"…っ、お、と、やぁ…はげし…ぅ」 「やらしー音たててんのは遥登だろ。 ほら、ぐちゃぐちゃ。」 耳を塞ぎたいが、長岡が三条の指も一緒に三条の後孔に差し込んでいるからそれも敵わない。 「はる。 とろとろなのに奥はちゅーちゅー吸い付いてくんの、わかるだろ?」 「…ぅ、わかるからぁ」 よく良いにおいがすると言っているから嗅覚だろうか 音がやだと言うから聴覚だろうか 見詰めていると恥ずかしがるから視覚だろうか 撫でられると嬉しそうにするから触覚だろうか 弄りながらも薄くなったキスマークの更に吸い、濃くしていく。 「ん、はぁ…」 「あぁ、後でキスマークの付け方教えてやるな。 今は俺の番。」 ちゅっちゅっと拡がる赤い痕。 独占欲。 赤。 とろとろと体液を垂らしながら後孔を弄る淫靡な姿に長岡も下っ腹が重くなる。

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