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第417話
情事後ぐったりした遥登は長岡に寄り掛かりながら荒い呼吸を整えていた。
汗をかき肌に貼り付く長岡のシャツからまだ長岡のにおいがして身体の奥がいまだジクジクする。
精液で満たされたアナルがきゅぅっと息づくと、長岡の残骸が溢れ出てしまいそうで小さく息が漏れた。
「今日のセックスどうだった?
何時もより気持ち良さそうだったけど。」
「きもち、かった…、…え?」
満足そうに笑う長岡と自分の発言に気が付き青ざめる三条は、いまだ挿入ったままの長岡の陰茎を締め付ける。
「お強請り?」
「…っ!
ちがいますっ」
見上げるとくつくつと笑う長岡と目が合う。
三条は慌てて首否をした。
「はいはい。
抜くけど大丈夫か。」
「はい…ぅ、ぅ…」
腰を掴んで引き上げる。
いくら萎えていても白濁を零さない様無意識に後孔を締めてしまい、長岡も眉をしかめた。
「もれちゃう…っ」
「漏らして良いからそんな絞めんな…」
萎えた長岡のものがぬぽ…と抜けると勃起した陰茎の太さに慣れた遥登の後孔は口を開け白濁を零す。
「ひ…っ…んン…はぁ、あったれてっ」
「風呂行くぞ。」
後方を押さえたまま動けずにいる遥登を抱えて長岡は浴室へと向かう。
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