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第436話
自分を跨ぐ遥登の細い腕を掴み下から突き上げる。
自身の体重と腕を引っ張られる事で、奥深くに入り込んでくる陰茎に三条は涎を垂らして堪えていた。
「イって、る…イッ、んあぁ…」
「イってるから?
とんじまえよっ。」
「う"ーッ、」
三条は陰茎からたらたらと幾度目かの精液を吐き出した。
もう大分水っぽくなったそれに長岡は目を細める。
もう少し、か
「も、れな…ぃ…あぐッ、あ、」
「遥登がでなくても、俺が、出る」
「ひっ、ぁっ、あ、はっ」
腰を突き入れながら、べろりと遥登の顎を伝う唾液を舐め上げた。
途端に、きゅぅっと締まるアナル。
「イ"ッ、え"、あ、ァ、」
「は、るっ」
きつく締まる遥登の体内に長岡は精を吐き出した。
残滓までも欲してうねる体内に熱い息を吐くと、長岡は遥登の頭を撫でる。
「はっ、けつだけで上手にイけたな。
きもちかったか?」
汗で貼り付く髪を剥がしながら露にした額に口を寄せる。
ふぁっと甘い声を洩らした遥登は力なく頷くとくたりと胸に倒れ込んだ。
「メスイキ、上手くなったな。
良い子。」
「ぅ、ァ…まさ、さん、は」
「きもちくてやべぇ」
三条の頬がふにゃっと緩む。
淫靡な空気の中の甘美さは一際甘い。
「もっかい」
「も、と…」
甘く、甘く、飲み込まれる。
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