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第452話
「はいっ。
先生もご褒美です。
何が良いですか?」
三条がそう伝えると、長岡は整った顔をニヤニヤと歪めた。
チュプ、ジュブ
いやらしい水音をたてながら長岡の陰茎に吸い付く。
長岡がご褒美に欲したのは口淫だった。
長岡のにおいに混じって濃く雄のにおいが鼻を抜ける。
「は、っ」
上から降ってくる声に以前この恋人から教え込まれたやり方を思い出す。
舌を這わせ、先を吸い、手でも刺激を与えていくとどんどん大きく硬くなってきた。
夜までおあずけなんて言ったが、三条もスイッチが入ってきている。
もっと気持ちよくなったもらいたい
もっと
もっと
ちゅーちゅー吸いながら長岡を見上げるとギラギラした目で自分を見下ろしていた。
途端疼きだす後孔に知らん顔をすべく長岡の陰茎を深く頬張る。
「物覚えが良いな。
きもちいよ。」
髪を撫でる手が滑り落ち、耳を擽る。
「ん、は、…ほんと、ですか…?」
「嘘吐いてどうすんだよ。
本当だ。」
その目で見られていると思うと…
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