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第457話

「はる…」 「ぁ…」 ゴクンと喉が鳴り、三条はぺたんと床に座り込んだ。 「…っ」 顔と言わず全身を赤くした三条ははっと口を押さえて見上げてきた。 やっと自分のした事を理解したのだろう。 満足感に笑みが隠しきれない。 「飲んだのか。」 そう教えてきた。 確かにそうだ。 だが、今日は飲めなんて一言も言ってない。 自分から身が離れて、三条がまだ射精してない事も解った。 勃ち上がった陰茎は先から滴を垂らしている。 「俺…」 「ん? 足りない?」 「……、…」 つらいだろうと声をかけると目が泳ぐ。 「よる、まで…」 「我慢するのか? つらいだろ。」 あの目が伏せられ、もう一度ゆっくりと自分を見上げた。 帰宅しなくても良いという事が三条のブレーキを外すのか。 その目はあの日と同じ目だ 「し、ます、」 どんな遥登が見れるのだろうか

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