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第458話
冷たいシャワーを浴びてなんとか勃起は治まったものの、身体の疼きは変わらない。
長岡を盗み見ると目が合ってしまい慌てて逸らした。
「そんなに時計を見たって時間は一定の早さでしか進まないぞ。
辛いだろ。」
「大丈夫です…」
髪を撫でる手にさえ発情しそうな身体を必死で鎮める。
元々性欲は強い方ではないと思っていたが、中々鎮まってくれない後孔に今までは一体なんだったのか不思議に思う。
今までって、どうしてたっけ…
「じゃ、気分変えて遥登がくれたの飲むか。
何が良い?」
「俺はなんでも。
正宗さんが飲みたいのと同じのでお願いします。」
「ん。
じゃあ、適当に選ぶな。」
冷たいもので身体の内側から冷やせば鎮まるだろうか。
下っ腹の違和感を払拭出来ず悶々とする。
もう暫くの間、三条は疼きに耐えていた。
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