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第461話
「窓開けて行ったけどあちぃな。」
「ぅ…ん、ン」
「でも、遥登の汗のにおいも味も興奮する。」
蒸し暑い部屋に帰ってきた。
あのキスがスイッチになり2人共発情している。
冷房をいれてもすぐには冷えない部屋で汗だくの身体でベットに押し倒された。
舌で臍をつつかれるとなんとも云えない気分になってくる。
せめてもの抵抗に声を出しまいと口を塞いでいるが息も苦しくなってきた。
チュ、チュ
反対に、腹部に吸い付きキスマークを着けている長岡はご機嫌だ。
「半勃ちかよ。」
指摘され、かぁっと頬が熱くなる。
昼に自慰紛いの事をしてからずっと焦れていた。
そんな身体は些細な事も敏感に感じてしまう。
恥ずかし過ぎる
はしたない
顔、見れない…
三条は口を覆ってるのとは反対の腕で顔を隠した。
「感じてる顔見せろって。
その顔だけでも、イけそうな位えろいから。」
首否する三条に長岡は笑み深める。
三条だって否定したところで実際そうなるとは思っていないし、結局は長岡の思い通りなのは解っているが理性が邪魔をする。
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