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第468話

肩にかけられた右脚が長岡の腰の動きに合わせて揺れる。 左脚を掴まれたままの右手がアツい。 ぴゅくっと腹を汚す白濁が勿体ない。 沢山イケば疲れてしまって長い間こうしていられない。 「きもち…っ、あっ、あ、…」 「ここ? こっち?」 「ひぅッ、ァ…ど、ちも…」 どこを刺激されても気持ち良い。 触れ合っている部分から想いが伝わってふわふわとしあわせな気持ちになる。 すき 「まさ、ね、さん…」 「どうした?」 腰を動かしたまま、雄の目が自分を捉える。 「まさむ、ふっ、ね、……すき、ぃ…っ、」 深いストロークに必死に言葉を紡ぐ。 無性に伝えたかった。 すき、 すき、 「だい、すき」 「今言うかよ。 俺も好き、すっげぇ好き。 愛してる。 また後でも言ってな。」 汗にまみれて、欲に塗れて、色んなものでぐちゃぐちゃになって、お互い色んなものに耐えながら告白なんて後から思い出したらきっと恥ずかしくて堪らなくなるんだろうけど、どうしても伝えたかった。

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