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第538話
「自分でケツ開け。
んで、そのまま銜えろ。」
「はい、…あ、く、ぅ、ゥ…は、ぁッ」
ボトムスのチャックを下げ長岡の半勃ちの陰茎にローションを垂らすとくしゅくしゅと刺激し、勃起させていく。
身体に似合った狂悪なサイズのそれが何時も自分を快楽を与えると思うとグロテスクなそれすら愛おしい。
そのグロテスクな陰茎の大きく開いたカリがくぷっとアナルを押し拡げる。
毎週の様に身体を重ねても慣れないその一瞬。
逃げそうになる腰をなんとかとめた三条は奥歯を噛み締め意を決し、浅くなる呼吸を止めて長岡の陰茎を一息に迎え入れた。
「ぐっ、ゥ…、…ぁ、ぁ、ァぅ」
「いきなり、一気かよ…っ」
グリリッと三条のイイトコロを抉りながら飲み込んだ陰茎に、精液を吐き出さず絶頂を迎えてしまった。
腸壁はうねうねとうねり身体は震える。
射精をせずともイった事を隠すなど出来なかった。
「おい、なにイってんだよ。
飼い主に許可なくイクなんて躾がなってねぇな。
なぁ、遥登。」
「ごめ…、なさ…」
「お仕置きと躾するか。
…って、なに締めてんだよ。
そんなにお仕置きと躾が嬉しいって。」
食い千切る程の締め付けに長岡の楽しそうな声。
倒錯した空間に正常などありはしない。
長岡の声に、視線にゾクゾクする。
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