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第567話
「ふ、ぁ…」
少しだけ。
明日も文化祭準備だ。
無理はさせられない。
「正宗さん…っ」
しがみこうとする三条の手をとると、その平にキスをする。
掌までアツい。
「あ、つい」
「遥登もあちぃよ」
お互い欲情して熱が籠っている。
首に腕を回させグリッと腰をより密着させると耳元でやらしい声が長岡を煽った。
「動いて良い?」
「ん、きもちく、なってください」
「遥登もきもちくなんだよ。
何時も言ってんだろ。」
「あ、の…きもちく、して…ください」
無理はさせられないが、加減出来る自信がなくなってきた。
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