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第597話
恥ずかしくて顔から火が出そう…
「きもちい」
吐息の多い色っぽい声で囁かれ、下っ腹がじくじくと疼く。
床に膝を着いて胸をペタンとベットに預ける。
長岡が背後に回ると股の間にぬるりとしたモノを感じ肩が跳ねた。
「っ、ぁ…なに…」
「知らねぇ?」
所謂、素股。
それ位なら知っている。
でも、素直に知っているとも言えずにいると背後から楽しそうな声が聞こえた。
「は、オトコノコだもんな。
そう、そのまま。
股締めててな。」
言うや否や、双玉を擦りあげる長岡の陰茎。
皮膚のやわらかい部分に感じるはじめての感覚にぞわぞわと肌が粟立つ。
「…っ」
「ガリガリでも出来るもんだな。
きもち」
耳にねっとりと舌を這わせられ煽られる。
こんなわかりやすい挑発に身体の奥がジクジクと疼いてしまうなんて。
足りない
足りない
何時も満たされるソコに感じる事のない熱と絶体の快感がない。
アナルが切なくヒク付く。
欲しくてたまらない。
正宗さん…
「………いれ、て、ください…」
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