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第598話
「は、軋むな…」
「ふ、ぅー…っ」
ギシギシとベッドのスプリングが軋む音が満たすまだ暗い室内での背徳的な行為にどちらも興奮していた。
三条は枕に顔を埋めなんとか喘ぎを堪えるが、漏れてしまう分はどうしようもない。
あまり好まないバックだが、こうでもしないと声を抑えられない程煽られていた。
何時もよりゆっくりとしたストロークにはしたなく腰が揺れてしまう。
「…ん…ふ、ふ…」
「も少し、力抜けるか」
出来ないと首をなんとか降るとうなじを舐め上げられた。
ボディークリームを潤滑剤代わりに使用してるせいか滑りは良いがいやに生々しく、ぬめぬめと体内を掻き回す長岡の陰茎をきつく締め付けてしまう。
「ぅ"ん"…ッ、」
「きつ…、んな締めんなって」
そんな事を言われてもどうしたら良いのかわからない。
余計に締まるアナルに長岡は色っぽい声を出した。
どんなにきつく締めても抉ってくる陰茎は更に大きさを増す。
夜光灯のあかりにぼんやりと浮かぶ細い身体は艶かしく長岡を誘っていた。
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