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第600話
肩に顔を押し付け声を押さえさせると、三条もしっかりとしがみついてきた。
何時もよりあつい体温が必死に自分を求める。
「イ…ぅ……ッ、ぅ、ぐ」
「イくか?」
何度も頷く三条の脚を掬うとより深くを抉り、口を自分のそれで塞ぐと、苦しそうに背中を掻きむしる三条の爪が首の後ろを引っ掻いた。
それにすら興奮する程身体は恋人を求めている。
「ゥ…う、ん…ぐ」
不意に三条の身体に力が入り、ぎゅぅっと痛い位に抱き付く。
腹部に感じる湿った感覚に遥登がイった事は理解出来た。
この体位なら膀胱まで刺激されて漏らしたか。
それでも揺さぶり続けていると声を押さえようと肩に噛み付いてきた。
「ゥ"…ん"…、…」
…ッ、も、すこし
下っ腹が痛い。
精液がぐるぐると腹部を巡る。
三条の体内から引き抜くと、押し倒し腹にぶっかけた。
臍に溜まる精液に頭が冴えてくる。
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