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第645話

スマホを此方に向けられ、三条は思わず視線を反らした。 どちらの着衣もベッドの外に放り出され、代わりに潤滑油が転がっている生々しさに耐えられないのは見てとれる。 恥ずかしがりながらも蕩けた顔、肋の浮いた胸、薄い腹、自分が剃ってから綺麗に保たれたままの恥丘、それからアナル。 その恥ずかしがる姿を余すとこなく記録していく。 「ぅ…ん、ァ」 「声出した方が気持ちいだろ。 我慢すんなよ。」 「んん、は…ぅ…」 首否されると出させたくなってしまう。 まるで小学生の様だとも思うが、これは性癖だ。 死んでも治らないだろう。 指を引き抜くとやわらかくなった後孔にレンズを近付ける。 ふっくらした縁にローションがぬらぬらとテカりいやらしい。 もう一度ローションを継ぎ足すと指を2本揃えて突き刺し、鍵状にすると上へ引っ掻ける様に持ち上げた。 「ひっかけちゃっ…ぅあ、ひろがるから…」 「拡げてんだって。 拡げねぇと切れるかもしんねぇだろ。」 「もう良いで…あッ、」 くぱっと口を開ける中も撮すが暗くて見にくい。 背中に脚を差し込み後孔が天井を向くようにすると、肉癖のピンクが僅かに覗けた。 何時も自分をあたたかく包み込み快感を与えてくれる腸内も撮影する。 「お、締まった。 えっろ。」 「言わな、いでください…もう、けーたい置いて、あぁッ」 「好きなくせに。 あー、こんな締め付けてといてナニ期待してんだろうな。」 きゅーきゅー締める括約筋を無視して指を引き抜かれ、途端に寂しくなり、三条は枕を付かんで耐える。 けれど、いくら頭を枕に押し付けても寂しさは紛れない。 「ぅ…ゥ…ん」 収縮するアナルを撮影しながら三条が堕ちるのを待っていると、ぽたと陰茎からカウパーが垂れた。 画面の中でも垂れたそれが腹を汚す様がはっきりと写っている。 「も……いれ、て…ください…」 少しだけなんて言われたがまだまだ撮れそうだ。

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