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第723話

ぐちぐちとアナルに注がれたローションを掻き混ぜる音が脳内を犯す。 腹の奥がじくじく疼き、もどかしい。 もっと絶対のモノが欲しい。 アツくて大きくて何時も自分を気持ち良くさせてくれるモノ。 2本の指を鍵状にして腹側を引っ掛かれると腰が跳ねるのを止められない。 「ぅ…、あ、ア…」 「犬の尻尾みてぇにちんこ振っちゃってかわいなぁ。 そんな玩具で遊ぶの楽しみ?」 ピクピク震える陰茎を喜んでる犬の尻尾の様だと揶揄され身体中がアツくなる。 「ほんと犬みてぇ。」 授業中チョークを持つあの長い指が自分の不粋の器官を蹂躙する。 それだけでも身体が昂るのに首輪やリードといった所有物扱いされる事に興奮を抑えきれない。 あさましい性。 あまりの羞恥と興奮に、後孔を弄りながら細い太股にキスマークを着けていた長岡が大きく口を開けたのも気付けなかった。 「は、ぁぁ…ぁ…いっ"」  「はるちゃん噛まれんの好きだろ。 マーキング。」 潤む瞳が痛み以外を感じていると長岡に伝えている。 知ってか知らずかこうして長岡を煽り更に淫らな事を仕向けられているのだから質が悪い。 「…、は、はぁ…ぁ、はぁ」 「ま、こんなもんか。」 噛み痕を舐められるとヒリヒリと痛むがそらすら気持ち良い。 糸を引いて抜け出ていく指にアナルがもっと、とヒク付いた。

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