769 / 1273
第769話
「正宗さん…っ、正宗さん」
「もう限界?」
こくこく頷くとぺろっと耳縁を舐められ、下っ腹を熱がぐるぐる駆け回る。
その熱はマグマの様にアツい。
粘っこい涎を垂らす陰茎が切なく震えた。
早く…ほし…
正宗さんの股間に手を伸ばすと、髪を後ろに撫で付けられ額にキスされる。
「待っててな。」
正宗さんは自分のにローションを垂らすと数度扱き、俺の後孔に宛がった。
アツくて、おっきくて、固い。
「遥登、息吸って、吐いて。
うん、楽にしててな。」
「は、ぁ…は、…ぅーっ」
「息詰めんな、吐いてみ…そう。
ほら、入った。」
潤滑材の滑りを借り体内に入ってきた。
腹の中に正宗さんがいる。
腹を擦るとその手に冷たくて大きな手が重なり、見上げた先でギラギラした雄の目が俺を映していた。
「沢山、ください」
「ん。
沢山な。」
ともだちにシェアしよう!