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第769話

「正宗さん…っ、正宗さん」 「もう限界?」 こくこく頷くとぺろっと耳縁を舐められ、下っ腹を熱がぐるぐる駆け回る。 その熱はマグマの様にアツい。 粘っこい涎を垂らす陰茎が切なく震えた。 早く…ほし… 正宗さんの股間に手を伸ばすと、髪を後ろに撫で付けられ額にキスされる。 「待っててな。」 正宗さんは自分のにローションを垂らすと数度扱き、俺の後孔に宛がった。 アツくて、おっきくて、固い。 「遥登、息吸って、吐いて。 うん、楽にしててな。」   「は、ぁ…は、…ぅーっ」 「息詰めんな、吐いてみ…そう。 ほら、入った。」 潤滑材の滑りを借り体内に入ってきた。 腹の中に正宗さんがいる。 腹を擦るとその手に冷たくて大きな手が重なり、見上げた先でギラギラした雄の目が俺を映していた。 「沢山、ください」 「ん。 沢山な。」

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