770 / 1273

第770話

もう何時イってるのかわからない。 きもちいい。 「まさ、…ね、…さ…あ…」 「きもち?」 「う、ん…、ぁ、きもち…、」 「俺も、溶けそ」 首に抱き付いて汗と欲に塗れたセックスは最高に気持ち良い。 ぎゅぅっとしがみ付くけどそれでも足りなくて、頬をしっとりと汗ばむ首にくっつけてマーキングをする。 「はぁ…とけ…る…、あ"、そこッ」 「ココ、好きだ、もんな」 掠れた声。 正宗さんの汗も体温も声も、息さえも逃す事なく感じたい。 好きなトコロを抉られ絶頂が近いが、もっとこうしていたい。 好きで、好きで、大好きで、そんな人と身体を重て本当にしあわせ。 しっかりと俺を抱き締めて正宗さんは更に腰をいれてくる。 「まぁ…ンンっ、」 「誕生日、おめでと、遥登」 とっくに誕生日は過ぎたけど、それでも、すっごくすっごく嬉しい。 正宗さん、ありがとうございます。

ともだちにシェアしよう!