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第770話
もう何時イってるのかわからない。
きもちいい。
「まさ、…ね、…さ…あ…」
「きもち?」
「う、ん…、ぁ、きもち…、」
「俺も、溶けそ」
首に抱き付いて汗と欲に塗れたセックスは最高に気持ち良い。
ぎゅぅっとしがみ付くけどそれでも足りなくて、頬をしっとりと汗ばむ首にくっつけてマーキングをする。
「はぁ…とけ…る…、あ"、そこッ」
「ココ、好きだ、もんな」
掠れた声。
正宗さんの汗も体温も声も、息さえも逃す事なく感じたい。
好きなトコロを抉られ絶頂が近いが、もっとこうしていたい。
好きで、好きで、大好きで、そんな人と身体を重て本当にしあわせ。
しっかりと俺を抱き締めて正宗さんは更に腰をいれてくる。
「まぁ…ンンっ、」
「誕生日、おめでと、遥登」
とっくに誕生日は過ぎたけど、それでも、すっごくすっごく嬉しい。
正宗さん、ありがとうございます。
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