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第787話

マーキングの次はフェラチオ。 自分が何時もそうされている様に亀頭をねっとりと舌で包み込み、カリを舐め上げる。 同じ雄の精液なのに、嫌悪感も背徳感もない。 根元を支えつつ、下っ腹を擦ると陰毛がザリっと音をたてた。 それ1本でも愛おしいと何度も撫でる。 「ん、カリ裏ばっか弄って…、そこ好きなの遥登だろ。 俺は先も好き。」 息が上がってきた長岡の色っぽい声に三条は気を良くし、次は鈴口を弄る。 尖らせた舌でぐりぐり刺激していると、雑味を感じはじめる。 感じてくれてるんだと嬉しくなって三条は扱きも加えた。 いやらしい音。 口の中の陰茎が大きくなってきて顎が疲れる。 でも、もっと感じて欲しい。 「やべぇ、イくかも」 「ん、」 玉も弄り、口に出してとちゅーちゅー吸い上げる。 「出るから、顔、上げな」 「んー、んっ、ふぁひふぇ」 「はる、本当に、やばい…、」 長岡が肩を押しても嫌々と腰にしがみつく。 出して欲しい イかせたい 気持ち良くなって欲しい 「でる…、」 口に吐き出されたソレをごくんと嚥下すると、まだ口の中に残ったものと唾液を長岡の口の中に流し込む。 何時も長岡がする様に。 自分から舌を入れるのはとんでもなく恥ずかしいけどもう勢いだけで動いてる。 「何時ものお返しです」 「…は、良いね」 色っぽい顔の長岡にアナルが切なくなってきた。 欲しい。 支配しはじめる快楽。 もう最初の目的が、なにかなんて忘れていた。

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