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第813話

三条は勉強を終え、ベッドに潜り込む。 眠い目を擦りながら、寝る前にフォルダの奥を覗いて恋人を充電。 夜の肌寒さが余計に恋人の体温を恋しくする。 身体中に着けられたマーキングも消えてしまった。 だけど、本気で頑張ると決めたから最後まで突き通したい。 頑張りたい。 せめて夢の中で会えたら、なんて女々しい事を思うのもあと少し。 枕に顔を埋めると、眠気が増してきた。 目蓋が重い。 うとうとと睡魔にたゆたいながらスマホに充電器を繋げ、ふとんに身を任せる。 良い夢がみられますように。

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