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第829話

どれ位の間アナルを蹂躙されたのかわからないが、貪欲に口を開けていると長岡は言う。 「あ"、…ぅん…ぁ」 「やらしぃ声。 そんな声出して誘ってんのか?」 入れるのかと長岡を見るがにやにやと口元を歪めているだけで、アナルを舐めるのをやめてくれる気配はない。 汚いだとか、病気になるだとか、言いたい事は沢山あるのに口から出るのは淫らな喘ぎ声。 快楽に弱いあさましい身体は快感ばかりを拾っている。 「ひぅッ、」 やわらかい皮膚に犬歯をたてられ痛みに涙が滲んだ。 それなのに、赤い所有証を付けられた尻はもじもじと疼く。 やば、い きもちくてくらくらしてきた… ずっと下っ腹も陰茎も触って欲しいと訴えている。 「あ…ぁ……、も…ほし、」 「んー?」 「ほ、しぃ…くだ、ぁ……ぁ"…っ」 「なぁ、テスト期間中どうしてた? 右手がお友達だった?」 陰茎への刺激も確かに気持ちが良い。 だけど、快楽を覚え込まされた身体はそれだけでは物足りなくなってきていた。 言葉通り処理でしかなくなった、なんて言えやしない。 「なぁ、俺が我慢してる間1人できもちく射精してたのか?」 「それ、は…ひっあ"…っ、ん"ぅ」 2本の指を根本まで差し込み、括約筋を解す様に指を回され言葉が切れた。 狡い。 わざと弱い所ばかり仕掛けてくる。 「そ、れっ…、ぇ…ぐり、ぐ、…」 「してた?」 「………し…た、ぁ」 「射精した?」 「……………し、…ました」

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