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第839話
「ほら、出してくれよ」
「…んくっ…ぅ、でて…」
時間が経ち粘度のなくなったソレが脚を伝うのが解る。
死ぬ程恥ずかしいのに、死ぬ程気持ち良い。
ぷぴゅっと下品な音と共に白濁を吐き出せば背後で空気が動いた気がする。
「良い子には、お返し、しなきゃな」
「おかえ、ひッ!」
何時の間にか背後に来ていたのか、すぐ後ろから声がした。
振り返ると同時に後孔に快感が走る。
臀部に綺麗な顔を埋め後孔を舐めはじめた長岡に、三条の脚はガクガクと震え力が抜けていく。
脚、力はいんない…
頬から胸をぺたりと壁に付け支えるがずるずると落ちていき、遂には膝を着いてしまう。
それでも、尻臀を割り体内迄舐めてくる長岡に身体は正直な感想を伝える。
「けつ突き出して、もっかいするのか?」
「…正宗さん、と…なら、何回でも…」
「いいねぇ」
サディスティックな声に精根尽きた筈の陰茎がぴくんと跳ねた。
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