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第941話

ローションの残りが少なくなりブチュッと大きな音が響く。 それほど使ったと言わんばかりの音に三条は腕で顔を隠すが、先刻より赤みの増した身体で長岡にも羞恥は伝わった。 「新しいの買わねぇと。 な、はるちゃん」 それにも関わらず更に煽り立てる長岡。 三条は小さく頷いて返事をした。 もっとセックスをする為に。 陰茎を伝うローションを辿る様に長岡の指がゆっくりを動く。 裏筋からふぐり、会陰、そしてアナル。 恥ずかしい… 心臓痛い やばい ぴくぴくと動く陰茎に長岡はふっと笑う。 その気配にそちらを見た瞬間、一息に指を埋没された。 「ぅ"っ…ぅ…ぁ…」 「きつくなってるな。 2週間ぶりだし、んなもんか。 でも、1本だと物足りねぇだろ。」 前立腺を優しく撫でる指にも言葉を催促される。 「……た、りな…です」 「何が?」 「…ぅ、ゆび……ン、…ゆび、たりな」 引き抜かれ寂しくなるアナルに涙声で強請る。 自分でもあさましいと思う程、淫らでいやしい。 だけど、長岡がもっと欲しい。 「ください…おねがいします…指、ほしー…」 揃えた指が触れた。 三条の後孔は貪欲にヒク付き淫らに強請る。 「はい、どうぞ。」 「あっ、ア…」 さっきより拡がるアナルに歓喜の声が漏れる。 だけど、もっとぴっちりと拡げる絶対のモノが欲しいと三条の意思とは関係なく腰が揺れはじめた。 首には首輪、身体中を歯型とキスマークで満たされ、陰茎を勃起させ、淫らに腰を揺らめかす三条に長岡の陰茎も痛い程勃ち上がる。 早く気持ち良いトコロに入りたいと先走りを滲ませ今か今かとその時を待ちわびている。

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