軋むベッドがより三条を煽り、長岡を受け入れる後孔がきつく締まる。 「ん、く……はっ…ぁ…」 「だから、唇噛むなって。 ほら、キスしような。」 唇を撫でられ噛み締めを解かれると、綺麗な顔が重なった。 余裕があって自分の事まで考えていてくれる長岡と、いっぱいいっぱいの自分。 自分だってもっと長岡を気持ち良くさせたいのに。 そんな余裕が欲しい。 脚を掬われより深く繋がる。 「…はぁっ、ァ…」 汗で貼り付いた前髪を後ろに撫で付け露になった額にもキスをされる。 俺だって… 意を決し手を伸ばして顎に唇をくっ付けると、長岡のモノが更に硬度を増した。 「たく…」 一緒に気持ち良くなる動きから三条をイかせる動きへと変わり、ストロークも深く早くなる。 　 「まさむね、さん…っ、あっ…あ、ぁ…」 前立腺から精嚢をカリで抉られ目の前がチカチカする。 気持ち良くてたまらない。 「イけ、ほら我慢すんなって。」 「まっ、ま、さ…っ、さ…ひ……ぃ"、イっ」 過ぎる刺激にきつくしがみ付く。 長岡から与えられる快感に抗う事の出来ない三条は自分の腹に精液を吐き出した。 「ぬるぬる。 濃いの出したな。」 自分の吐き出した精液を舐めとる姿にまた煽られて三条は背筋を震わせる。 「あ、も…と…」 「ん、もっとな。 もっと感じて、俺できもちくなって。」 あぁ、死ぬ程しあわせだ