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第976話
「はる、もう少し、付き合ってくれ。」
うんうん頷く遥登に甘え腰を突き入れる。
ぐりぐりと前立腺を抉るときゅーっと締まるアナルが気持ち良い。
きつい締め付けに抗うよう引き抜くと、もっとと食んでくる。
「はっ…あ、……カリがっ、」
「カリが?」
今にも涙を流しそうなその目に、意地の悪そうな笑みを浮かべる自分が映った。
本当に、どうしようもない性だ。
「んぁッ…きもち、くて……んー、とけそ…」
可愛い恋人に顔中の筋肉が緩む。
本当にこの子には敵わない。
身体を折り曲げあっあっと可愛い嬌声を洩らす口にキスを降らせた。
ぺろりと飲み込み切れなかった唾液を舐めるととろとろの顔が更にとろける。
この顔だけでイきそうだ。
「イって…せ、えき、…んァ…くださ…」
「どこに?」
「…はげっし…ァ…ぁっ、なかっ……なかぁっ」
「ん、出すな」
更に数度腰を打ち付けると三条の体内に吐精する。
気持ち良くて腰が震えた。
「あっ、でてっ…る…」
三条は長岡の腹に手を伸ばし下っ腹を擦る。
ざりっと陰毛に触れた。
その手を絡め取るととろとろの目と視線が絡む。
まだ行為は終わらない。
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