1022 / 1273
第1022話
痛い。
噛み付かれた所がヒリヒリと痛む。
だけど、それ以上にしあわせで満たされる。
「あ、…ぁ…、いっ、…きもちぃ」
「何処もかしこもマーキング塗れ。
こんなやらしい身体隠して真面目な顔で授業受けてるとかたまんねぇよな。」
しっとりと汗をかき傷口に滲みたがそれすら気持ち良いと錯覚してしまう。
頭、馬鹿になる
身体中きもちい…
とける
長岡を受け入れているアナルは大きく拓き泡立ったローションで汚れていた。
そこをなぞる長岡の指にも大袈裟な位腰が跳ねる。
長岡は潤滑油で汚れた指を目の前に晒すと三条の頬に塗り付けた。
「良い顔。
ケツん中も子供体温だし、俺のちんこ溶けるかもな。」
肩にかけていた細い脚を掴むとれーと舌を這わせる。
ねっとりといやらしい舌使い。
細められた目も淫らで思わずアナルを締めてしまった。
肉壁を押し戻す程の凶悪な陰茎がビクンッと体内で硬度を増す。
「ひっ、ぅ…も、さける…」
ぐりっと前立腺から精嚢を抉られたまらず甘い声が漏れてしまう。
媚びた声、それも同性に媚びた声が恥ずかしくてあさましい。
「溶けたら“ココ”突いてやれなくなるな。」
「や…そこ、そ、…こっ…ぁ、すき…あっあ…」
「ほら、ココ。
抉って欲しくて主張してんな。」
ココ、と言いながら腰を打ち付けられてる三条自分が何を言っているか分からなくなってきていた。
たまらず自分で乳首を弄り出した三条に長岡の口から笑みが漏れる。
「も、ろ…も…、ンぁ…えぐっ」
「ははっ、何言ってるかわかんねぇよ。
呂律回んねぇほどきもちいか。」
「ぅぁ…ぁ…きも、…ち…」
「えっろ。」
えろいのはどっちだ。
そう思う程に長岡は色気を溢れさせていた。
ともだちにシェアしよう!