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第1023話
ストロークを緩め腰を回すと、三条は過ぎる快楽に涙を溢す。
汗や涎に塗れ顔を歪める三条は譫言の様に好きと繰り返していた。
「うぁ…ぁ…、きも…ぃっ、す、きぃ」
「ははっ、好きか。
そうだよな。
もうなんも考えらんねぇもんな。
ほらっ。」
耳を塞ぎたい筈なのに、それなのに、俺の手は口を塞ぐんじゃなくて乳首を弄り続けている。
乳首を左右に捻ったり摘まんだり、三条はもう完全にスイッチが入っていた。
それに気が付いている長岡もははっと乾いた笑い声を上げ、肉食動物の様な目で見下ろしている。
「乳首ばっかいじって、ちんこは良いのかよ。
ギンギンに勃起して、先走りだらだら。
血管もすげぇ浮いてるのに触んねぇの?。」
陰茎を根元から鈴口へゆっくりとなぞると濡れた指先を三条の目の前に翳す。
「見えるか。
遥登のえっちな精液で汚れた指。」
ぼんやりと霞む視界に淫らに笑う長岡がいた。
そんな笑みも格好良い。
三条は無意識にへらっと笑うとその指に舌を伸ばした。
長岡の躾の成果か素質があったのか、犬として満点の行動だ。
「美味いかよ。」
「おいし…れす…」
「じゃあ、ご褒美。」
回していた腰を止め一旦カリ迄引き抜くとゆっくりと前立腺、そして精嚢を抉り上げていった。
ぐりり…とS状結腸へ目掛け進んでいく陰茎に三条は細い喉を晒して喘ぐ。
それでも止む事のない快感に三条の陰茎は吐精した。
「あ?
トコロテン?
あーぁ、もうちんこじゃ満足出来ねぇのか。」
「あ"……え"、ァ…あ"」
「ははっ、流石優等生。
もっと気持ちくしてやるから好きなだけイけ。」
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