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第1063話
「ぁっ……ん、…く……ぅ」
後ろから自分の陰茎を扱く手に手を重ね、なんとか言葉を紡ぐ。
「俺、ばっ…かり…」
「んー、良いからイけよ。
ほら、イけ。」
気持ち良くなるなら長岡と2人が良い。
2人で。
そう思い、腕を掴むが快楽に耐える三条の今の力では止める事が出来ない。
絶妙な強弱での手淫に、頭が溶けていく。
ふらふらと快感に負ける脚を支える為、作業台に片手をついた。
んっと漏れる声が恥ずかしい。
「イけって。
遥登、きもちーんだろ。」
「…ん、ぅ…ぁ、で…る…っ」
弱いカリ裏と鈴口への刺激に、ぴゅっと精液を作業台へと吐き出してしまった。
高校生の精力に長岡は残滓までしっかりと扱き出すと耳の後ろに吸い付く。
「きもちかった?」
「た、りない…」
「ん?
なんて?」
「……足りない、です…」
背後の空気が変わった。
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