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第1084話

カリまで引き抜くと、駄目とでも言いたげに後孔が絞まる。 あまり我が儘を言わない三条からのお強請りはなんでも叶えてやりたいが、こればっかりは意地の悪い事をしてしまう。 「遥登ん中、きもちい。 とけそ。」 「…はぁ…ぁ…、あっ、おれ…もっ」 深くまで入り込むと腰を回した。 中を掻き混ぜる様にぐりぐりと細い身体を蹂躙すると三条は背中を撓らせる。 長岡の腕を掴む三条の手がびくっと大きく震えたと同時に、爪の痕をつけた。 一瞥した長岡はその痕に微かに口角を上げる。 「あ"…ん"、ン"、はっ…ハァ…あっ」 「遥登…」 段々とピストンをを早くしていき、すぎる快感を与える。 可愛い 愛おしい だから、酷くしてしまう。 「あっ、あ…あ…ぁ…まっ、さぁ…ぁっ」 先走りを溢れさせる陰茎を擦り上げていく。 うねりを増した肉壁に一瞬持っていかれそうになった。 最初の頃よりずっと敏感になった三条は気持ち良さそうに身体を震わせている。 「あ"…ぁ"…りょうほっ」 「きもち?」 「きも、ち…きもち……ぅ…い、く…からぁ…」 「そんな気持ちいのか。」 三条は細い脚で身体を挟んできた。 ホールドされ、長岡は笑みを深める。 「イ、く……イ…ぐ…」 「イけよ。 やらしくイく姿見せてみ。」 眉を下げ足の指をきゅぅっと丸めると三条の身体が数度痙攣した。 「ははっ、気持ち良さそ。」 「ハァ…ッ、はぁ…」

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