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第1105話

長岡は、実際大人で格好良い。 見た目だけじゃなくて、頭も良いし、優しいし時々意地悪な事もしてくるけど真面目な人だ。 そんな恋人で感じないはずがない。 愛しくてたまらない。   「あ…あ…、ぬけ、る…っ」 ギリギリまで引き抜いたと思ったら同じだけゆっくりと入り込んでくる。 それはもう、もどかしい位。 「たり、な…い…、……もっと…」 「少し動きづれぇな。」 ソファと長岡の高さが合わず動き難いらしい。 長岡はふと後ろを気にすると携帯から手を離し三条を抱き締めた。 「場所変えようか。 抱き抱えてやるから、しっかり捕まっとけ。」 「ゆっくり…っ、ン"…」 ソファとローテーブルの間におろされると入りっぽなしの陰茎がドンッと奥を突いた。 背筋を撓らせ衝撃に耐えるが、勃起した陰茎は先走りの量を多くした。 「んな締めんなって。 痛てぇよ。」 笑いを含んだ声に更に締めてしまった。 目の前の恋人にぎゅぅっとしがみつき過ぎる快感を必死に逃がす。 「続きすんぞ。 ほら、」 ラグに押し倒され律動が再開される。 気持ち良い。 長岡の体温が好き。 長岡の全部が好き。 カメラを手に腰を突き入れる長岡は大人の色香をばら蒔き、三条は酔い痴れる。

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