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第1110話
静かな部屋のベッドの上で毛布が規則正しく上下する。
その毛布の中で、気持ち良さそうな2人はあたたかそうにくっつき夢の中。
三条は長岡の脚に脚を絡めるとふへっと頬を緩ませた。
夢の中でも恋人と一緒に笑っているのかとても嬉しそう。
隣の部屋で、食べ損ねられた蜜柑と新本が2人が起きるのを待っている。
だけど、2人を起こすものは何もなく何時起きるのかさえわからない。
折角の正月と言っていたが、何時もと変わらずだらだらしてイチャイチャして一緒に飯を食べて過ごした。
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