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第1147話

羞恥心に顔を覆い隠しているとそっと抱き締められた。 「良い子だな。 ちゃんと俺にぶちまけられた。」 「……きたない、です」 「汚くねぇよ。 腹の掃除したろ。 それに、遥登のならなんでも大歓迎。」 優しく背中を擦られてその胸に寄り掛かる。 太股や下腹部に当たるワイシャツが濡れて冷たい。 自分の出したモノで濡れたと思うと、恥ずかしくてたまらない。 顔を見る事が出来ずただ胸に顔を埋め羞恥に耐える。 それなのに、長岡は嬉しそうだ。 「なぁ、遥登。 射精しないでイったろ?」 「…っ!」 囁かれた言葉に長岡の顔を見上げると、するりと頬を撫でられた。 「ケツイキ上手くなったよな。 優等生。」 「正宗さんがっ、………そう…したんじゃ、ないですか…」 「ん。 俺のせいだから、恥ずかしがんなって。」 色っぽく細められる目にはまだサディスティックな色が濃く見える。 きっとまだ解放して貰えない。 だけど、自分もどこかでそれを期待している。 「射精したいだろ。 さっきから俺の腹叩いてるし。」 その証拠にピクピク跳ねる陰茎は長岡の腹を叩いていた。

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