1168 / 1273

第1168話

三条はローションボトルを手に取ると長岡の陰茎に塗りたくった。 握る手を跳ね返す程勃起した陰茎に三条の期待も高まる。 ソレを後孔に宛がいゆっくりと腰を下ろした。 「ぁ…ぁ"、……ン"」 くっぷりとした亀頭に拓かれていくアナル。 カリを飲み込むと次は樽型の竿だ。 落ち着いたと思えばゆっくりと腸内を押し拡げられ三条は息を詰める。 きつくしがみ付き腹から力を抜く様努めるが外気に冷やされた身体は縮こまる。 長岡はカランを捻ると少し熱いお湯を三条の身体に当てた。 気にする位なら、今すぐ埋めている陰茎を引き抜き部屋に戻って続きをすれば良いのにそんな余裕はない。 勿論、余裕がないのは三条もだ。 ゆっくりと陰茎を飲み込み、はぁっと詰めていた息を吐き出した。 「遥登、寒くねぇか。」 「はい。 大丈夫、です。 正宗さんは…。」 「ん、俺も大丈夫。」 大きくて冷たい手が額や頬に貼り付く髪を梳く。 長岡の手だとすぐに分かるこの手も好きだ。 綺麗な顔も、低くて優しい声も、授業も。 全部引っくるめて長岡が好き。 再度、唇を触れ合わせ後孔が長岡の陰茎に馴染むとゆっくりと律動が開始される。 腰を引き上げられ、下ろされる。 ゆっくりと時に早く。 アナルは三条の意思とは関係なくきゅぅきゅぅ締め付け快感を貪る。

ともだちにシェアしよう!