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第1170話

頬から手が滑り降りていくと、律動が再開された。 腰を掴まれグリグリと肉壁を刺激される。 上下に左右に、のの字を書くように。 いやらしい腰使いにぎゅぅっとしがみ付いてアナルを締めた。 2人で気持ち良くなる為に。 長岡の陰茎を銜え込むアナルも、腹筋に擦れて自分の陰茎も気持ちが良い。 「何時もより感じてんだな。 外だからか? 流石、はるちゃんはえっちだな。」 「ひ、がっ…ち…がぁ…ァ…あっ」 身体が冷え切らない様にと少しでも声を掻き消す為に熱めのシャワーが降り注ぐ。 三条も声を潜める様努めてくれているが、前立腺から精嚢を抉ると堪えきれない声が響く。 「はる、肩噛んで良いから、少し早くするぞ…」 「ん…ッ、ぁ"……ん"ン"っ」 早くなるピストンに長岡も絶頂が近いのが分かるが、それより早く三条の方がイきそうだ。 ビクッと震える足がローションやタオルの入った風呂桶を蹴った。 長岡はそれを横目に捉えながら腰の位置をずらすと三条の足がぶつからない様にし、更に腰を突き入れる。 「イッ…イって、い……も…」 「イきな。」 「…ぅ…あ"…、ぐ…」 身体をビクビクと跳ねさせながらドライをキめた。 それでもまだイっていない長岡の腰は止まらない。 三条の好きな前立腺から精嚢をゴリゴリと抉り上げながらキツい締め付けを堪能し、三条が2度目の射精をする頃やっと長岡も絶頂をむかえた。

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