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第1259話

ヘッドを外したシャワーから出る水があたたかくなるまでそのまま待っていると、三条がなんで居るんだとキョドり始めた。 「あの…正宗さん…?」 「今日は俺がしてやるからな。」 「自分で、出来ますから……」 「んな、楽しい事1人だけでするつもりかよ。」 お湯を一旦止めると濡れた足のまま一直線に三条の元に向かっていく。 「1人だけで楽しむなんて狡いだろ。」 トンっと背中が壁にぶつかると髪で顔を隠してしまった。 それでも、清潔な髪の間から真っ赤な耳が見える。 それにちゅぅっと吸い付くと視線をさ迷わせた三条は観念したように声を振り絞った。 「………お…、おね、がいします」 衣類を剥くをぎゅっと身を縮こませて羞恥心に堪える姿に下っ腹が重くなっていく。 これだから、この恋人はたまらない。 「早くセックスしような。」 カァッと赤みの増した三条に長岡はご満悦の表情を浮かべ、後孔にシャワーを宛がった。 「……ぅ…、」 「はい、我慢な。」 僅かにカランを捻ると三条の眉間に皺が寄る。 数秒待ってからお湯を止め、細い身体を胡座をかいた自分の上に引き上げた。 逃げたくても腸を満たす液体が邪魔をしている。

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