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第1268話

ぬちぬちと潤滑油を塗り付ける姿さえ格好良いのだから、綺麗な人はすごい。 伏し目がちな目元に睫毛が影を落としている。 陰茎だってそうだ。 大きければ大きいなりに不便はあるのだろうが、樽型で大きくて勃起力もある。 「待ちきれねぇ?」 目が合うとカァっと頬があつくなった。 ガン見し過ぎて、待ちきれないと思われてしまった様だ。 長岡は三条に脚を抱える様に言うと、疼いて仕方がなかった後孔に陰茎を宛がった。 「入んぞ。」 「ください、」 カリがぬぷっとアナルに埋まると樽型の竿が後孔を拡げ押し入ってくる。 やっぱり何度経験しても慣れない。 内側から拡げられて苦しいのと、コレが快感をくれるものだと理解しているのと混ざりあっていく。 ゆっくり、ゆっくり、だけど確実に埋められていく陰茎を受け入れるだけで三条のモノは腹に糸を垂らした。 「きつ…、」 最大径を抜けると後は比較的楽に入り込んでいた。 この瞬間が好きだ。 無理矢理でも良いから繋がれているこの瞬間が。 「遥登ん中すげぇ気持ちい。」 「い、言わなくて大丈夫ですから…、」 「俺のは?」 「……きも、ちー…です」 「ははっ、素直。 良い子にはキス。」 ちゅぅっと触れるだけのキスをしてくれた。 暫くの間キスをしたり軽く腰を揺すったりと馴染むのをまっていた長岡だが三条の中が大きさに慣れ収縮しはじめると一辺、細っこい腰を掴むと大きく動き始めた。

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