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第198話

「す、すまない…アキラ」 射精の快感を味わった後、すぐさま謝ってしまう。 「ふ、本当だったんだな」 紙一重って… そうクスクス笑うアキラ。 「あぁ、」 やや気恥ずかしくなるが…アキラの機嫌がよくなったのにはほっとする。 「すまない…口に」 そう、アキラの唇から滴る液をそっと拭い…もう一度謝る。 「なに言ってんだよ、お互い様だろ?」 軽く首を傾げる。 「いや…アキラの綺麗な口を俺ので汚すのは…」 可愛いその姿を大切に見つめながら言うみずき。 「ばーか…」 なんで綺麗だなんて言えるのか… この口が、どれだけの肉棒を含んできたか… 知らない訳がないのに… 綺麗な筈がないだろ… そんなことを思いながら… その感情を振り払うように、アキラは射精後のぺニスの先をくわえ…吸い取りながら、お掃除する。 「アキラ…ん、ありがとう」 そっと起き上がり、アキラの肩を抱き寄せ… 再び枕へ一緒に横になる。 「……」 「シャワーか…口洗いに行くか?」 アキラの淡い栗色の髪を愛しく撫でながら…そう気遣うみずきだが… 「もうおしまい?」 首を傾げ… 右手でみずきの胸元に指で触れながら… 誘うように囁くアキラ。 「えっ…」 そんな様子にドキッと心臓が鳴る。 「…イれたくない?」 深緑の瞳を重ねて聞いてくる。 「そ、それは…アキラがいいなら、もちろん…そのっ」 アキラの色気に朝から悩殺されそうなみずき。 慌てながらも、なんとか答える。 「ふっ…今日仕事休みだったよな?」 そんなみずきの様子を笑いながら、不意に聞いてくる。 「あ、あぁ…朝は休み」 朝から色っぽいアキラの言動にドキドキしながら答える。 「なら…顔洗ってからゆっくりシよっか」 「あ、アキラ…でも体調は大丈夫か?」 昨日足が痺れると言っていたのを気にして優しく聞いてみる。 「大丈夫!なんかあっても休みなら面倒みてくれるだろ?」 冗談ぽく言うアキラ。 「アキラ…それは」 やはり心配してしまうみずき。 「ほら、お前のココはしたそうだけど?」 スッと、またにわかに復活しているみずきの中心に触れて言葉を出す… 「ッ、アキラ…」 「身体は本当に平気、寝たらすっきりしたから…」 「そうか…良かった」 それを聞いてようやく安心する。

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