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第202話
前にかがみ…アキラの中心を手で擦りながら…
再び口の中へ招き入れる。
淫らな音を奏でながら、口腔内で吸い付き、しゃぶりあげ快感を与えていくみずき。
「ァ…ッキモチイイ…」
自然と零れる言葉…
アキラの喜びの声を聞き、満たされた気持ちを味わいながら、みずきはフェラを続け…
指で後ろの入り口も刺激していく…
「ん…ハァ、ア…ヤバイ、も…出そッ」
巧みなみずきの舌遣いに、熱い快感の波に逆らえず…
みずきの髪を握りしめ…反射的に片膝を曲げて…
「アッ、ッンん!」
びくんと身体を震わせ…
煽られた想いをみずきの口腔内へ解き放つ…
口の中でそれを受け止め…さらに一度吸い付き、アキラのものから離れるみずき。
「アキラ…」
アキラから出たトロリとした白液と唾液の混ざったものを、手に出して指に絡ませ、それを潤滑にアキラの後ろへ指を挿入していく…
「ハァ…、んッ」
射精の余韻を味わうアキラ…
激しくならないよう微細な刺激を与えながら…
首筋に吸い付きキスを落とし…アキラの胸元にたどり着き…小さな突起を舌で刺激していく…
「んッ…あッ」
さらに内側を犯すみずきの指が、的確に前立腺を刺激して…再び熱を持ち息遣いが速くなる。
アキラの反応を見ながら…攻める手を激しくさせていく…
「ふッ、みずき…ァ」
指を奥まで到達させ…慣れた頃に本数を増やす…
そうアキラを愛撫しながら…丁寧にソコを慣らしていくみずき。
ソファに身体を預けるアキラの隣に座りアキラを右腕で抱き寄せ…
柔らかくキスをはじめる…
右手で胸をいじりながら…左手でアキラの窄みを攻め…
だいぶ弛緩してきたソコに指を出し入れする…
「んッ…ふ、ァ…」
「アキラ…いい?」
唇を離し…そっと囁くみずき。
シャープな顔立ちのみずきの頬に指を触れさせ…アキラはちいさく頷く。
そんな動作さえ、可愛くて仕方ない…
つい可愛いすぎる、と言葉が零れそうになる…
みずきは、挿入体勢をつくるため、アキラをソファに横にしようと動くが…
「待って…」
アキラが声を出す。
「…ん?」
すぐ動きを止めながら優しく聞き返す。
「ハァ…自分で、イレタイ…」
甘く吐息しながらそう願うアキラ…
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